こんにちは!若松造園のワカマツ君です。
夏の暑さもようやく落ち着いて、秋らしくなってきましたね🙌
秋といえばやっぱり“食欲の秋”!僕は何といっても柿が大好物なんです。
柿がたわわに実るこの季節、見るだけでも嬉しくなりますよね🤤

そんな柿ですが、剪定の仕方ひとつで、実のつき方や味が結構変わるって知ってましたか?
「剪定したのに思うように実がつかない…」
なんてご相談をいただくことも実は多いんです。
そこで今回は、初心者でも分かりやすい「柿の木の剪定の基本」を紹介します🎶
剪定の目的

そもそも剪定とは、「翌年に実をつける枝を選んで、それ以外を整理すること」。
その目的は大きく3つあります。
①日当たり・風通しを良くする
枝が混み合うと、内側まで光が届かず病害虫も発生しやすくなります。
適度に枝を減らして、木の中まで風と光が入るようにしましょう。
②実をより美味しく育てる
不要な枝を切ることで、残った実に栄養がしっかり届きます。
大きくて甘い実を育てるには、栄養の集中が大事です。
③お手入れしやすくする
柿の木は放っておくと10m以上になることも。
剪定で高さを抑えれば、収穫や消毒も楽になります。
剪定の時期
剪定は「冬」と「夏」に行うのが基本です。
冬剪定(主剪定):12〜2月
落葉後の休眠期なので、太い枝を切っても木が傷みにくく、形を整えるのに最適。
夏剪定(軽剪定):6〜7月
伸びすぎた枝を軽く整えて日当たりを確保します。
ただし、葉を取りすぎると光合成ができず木が弱るので注意!
剪定のポイント
①不要な枝を間引く
内向き枝、交差枝、下向き枝、枯れ枝、徒長枝(真上に伸びる枝)などはカット。
木全体に光と風が行き渡るように意識すると良いですよ。
実をつける枝を残す
柿の花芽(実のもとになるもの)は「前年に伸びた枝の先」につきます。
若い枝を残して、古い枝を少しずつ整理していきましょう。
樹形を整える
おすすめは「開心自然形(かいしんしぜんけい)」というお椀型。
幹を2mくらいに抑え、主枝を3〜4本放射状に広げると、光も当たりやすく、お手入れもしやすくなりますよ。
よくある失敗
剪定について、こんなを失敗したことはありませんか?
・一度に切りすぎて木が弱る
・若枝を切りすぎて翌年の実が減る
・夏剪定で葉を取りすぎ、日焼けや実割れを起こす
剪定は一度に出来るものではありません。
“毎年少しずつ”が上手な剪定の重要なポイント。
木の様子を見ながら焦らずバランスを整えていきましょう。
さいごに

柿の木って、ちゃんとお世話した分だけしっかり応えてくれるんですよね。
おうちに柿の木がある方は、ぜひ今日紹介したポイントを参考に、剪定にトライしてみてください!
「うまく剪定できるか不安…」「忙しくて手が回らない…」という方は、
若松造園におまかせくだい🌳🌳
プロの技で、見た目も実のつきもバッチリ整えますので、いつでも気軽にご相談くださいね!
ちなみに、柿は甘くて美味しいけど糖分たっぷりなので、皆さん食べすぎにはご注意を😉
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